毎月の給与計算を安く早く見栄えよく間違いなく行う方法

2020.05.02

ひとり社長会社でも、従業員数万人の大企業でも、毎月、必ずしなければいけない業務の一つに、給与計算があります。

給与計算自体は、Excelを使う方法と給与計算アプリを使う方法のいずれかで行うのが一般的です。

そこで、本記事では、Excelを使う場合と、給与計算アプリ(クラウド版)を使う場合を比較したあと、毎月の給与計算を安く早く見栄えよく間違いなく行う方法をご説明します。

Excel VS 給与計算アプリ(クラウド版)

毎月の給与計算を行うのに、Excelと給与計算アプリ(クラウド版)を使う場合のそれぞれについて、項目毎に比較し、一覧表としてまとめたものが以下となります。

比較項目 Excel 給与計算アプリ
低コスト
自動計算
自動対応 ×
かんたん設定
きれいな明細書
年末調整対応 ×

低コスト

Excelの場合は、既に、Excelのライセンスをお持ちという前提で言えば、給与計算を行う上では、別途ソフトウェア等のコストはかかりません。

給与計算アプリの場合は、いくらかの料金が、毎月もしくは毎年かかりますが、クラウド版であれば、従業員一人当たり月額数十円~数百円程度と低コストとなっています。

自動計算

ここでの自動計算とは、毎月の給与の支給金額(各種控除前)さえ入力すれば、控除額を自動計算し、差し引き支給額が表示されるという意味での自動計算です。

Excelの場合は、数式を用いることによって、自動計算が可能です。ただし、数式を間違いなく正しく適応していることが大前提となります。

給与計算アプリの場合は、毎月の給与の支給金額さえ入力すれば、控除額を自動計算し、差し引き支給額が表示されます。

自動対応

ここでの自動対応とは、社会保険料等の毎年の料率の変更や法令の改正等に自動対応するという意味合いで用いています。

Excelの場合は、社会保険料等の毎年の料率の変更や法令の改正等に合わせて、その都度、数式を自分で変更する必要がありますので、自動対応ではありません。

給与計算アプリの場合は、社会保険料等の毎年の料率の変更や法令の改正等に合わせて、その都度、クラウド(ソフトメーカー)側で、自動対応してくれますので、ユーザー側は、特に意識することなく、毎月の給与の支給金額さえ入力すれば事足ります。

実は、この自動対応が給与計算アプリ(クラウド版)を使う一番のメリットであると個人的に考えています。

かんたん設定

Excelの場合は、給与計算のために、特段、設定を行う必要はありませんが、各種、初期情報は、入力しておく必要があるでしょう。

給与計算アプリの場合は、設定が必要ですが、専門的な知識は必要なく、かんたんに設定を行うことが可能です。

きれいな明細書

Excelの場合は、明細書の体裁で、自分でフォーマットを作成する必要があります。もしくは、インターネット上で、フリーのフォーマットを探してきて、そのフォーマットを使うというのも一つの手です。

給与計算アプリの場合は、最初から、いくつかのテンプレートが用意されていますので、その中から選択するだけで、きれいな明細書が作成できます。

年末調整対応

Excelの場合は、毎月の給与計算と組み合わせて、年末調整用に、数式の入ったシートを作成することができたなら、年末調整対応が可能ですが、間違えずに行わないといけないことを考慮すると現実的ではありません。

給与計算アプリの場合は、契約プランによっては、年末調整対応も可能です。(低コストのプランでは対応していない場合が多いです。)

Excel VS 給与計算アプリ(クラウド版)比較結果

低コスト以外については、給与計算アプリ(クラウド版)に軍配が上がります。

また、コストについては、給与計算アプリ(クラウド版)では、従業員一人当たり月額数十円~数百円程度かかりますが、年額数千円程度ですので、それほど負担にならない金額だと考えられますので、自動対応を考えると、給与計算アプリ(クラウド版)がオススメです。

給与計算アプリ(クラウド版)比較

給与計算アプリ(クラウド版)について、以下の3社の製品で比較してみます。

なお、2020年5月1日時点での各社Webサイトを参照し、ミニマムのものを採用しています。

  • 人事労務Freee
  • MFクラウド給与
  • 弥生給与明細 オンライン

人事労務Freee

ミニマムプラン

■年額プラン:23,760円(税抜)~/年【1ケ月あたり1,980円(税抜)~】

■プラン内容

  • 従業員数3名分の料金プラン
  • 給与計算(勤怠は時間入力)
  • 年末調整・年度更新・算定基礎・随時改訂など
  • 法定三帳簿に対応
  • マイナンバー管理

MFクラウド給与

スモールビジネス

■年額プラン:35,760円(税抜)/年【1ケ月あたり2,980円(税抜)】

■月額プラン:3,980円(税抜)

■プラン内容

  • 従業員数31名未満の料金プラン
  • 会計業務
  • 請求業務
  • 経費精算
  • 給与計算
  • 社会保険手続き
  • 勤怠管理
  • マイナンバー管理

やよいの給与明細 オンライン

プラン10

■年額プラン:4,500円(税抜)/年【1ケ月あたり375円(税抜)】

■月額プラン:450円(税抜)

■プラン内容

  • 従業員数10名分の料金プラン
  • 給与計算

給与計算アプリ(クラウド版)比較結果

給与計算アプリについて、比較してみましたが、ミニマムプランといいながら、実際のところは、人事労務FreeeとMFクラウド給与とやよいの給与明細 オンラインでは、プランに含まれている内容が大きく異なりますので、比較にならないというのが正直なところです。

したがって、本記事の趣旨である給与計算のみを、最低限の労力でコストを抑えたい場合には、やよいの給与明細 オンラインがオススメです。

毎月の給与計算を安く早く見栄えよく間違いなく行う方法

毎月の給与計算を安く早く見栄えよく間違いなく行う方法は、多少のコストは発生しますが、やよいの給与明細 オンラインを使って行う方法です。

やよいの給与明細オンライン

以下に、やよいの給与明細 オンラインを使った給与計算の操作手順をご説明します。

やよいの給与明細 オンラインがはじめての方は、最大2か月無料で使用できますので、ためしに、一度、使ってみることをオススメします。

クラウドアプリですので、ご自分のパソコンにインストールすることなく、対応するブラウザが使えれば、ご利用可能です。

やよいの給与明細 オンラインがはじめての方は、以下より、アカウントを作成してください。

これよりは、やよいの給与明細 オンラインが使用できる前提で、ご説明を進めてまいります。

最初に、以下のURLより、やよいの給与明細 オンラインにアクセスし、「ログイン」ボタンをクリックします。

https://www.yayoi-kk.co.jp/products/payroll-ol/index.html

そうすると、以下のような画面が表示されますので、「弥生ID(メールアドレス)」を入力し、「次へ」をクリックします。

次に、「パスワード」を入力し、「ログイン」をクリックします。

ログイン後、まずは、「従業員台帳メニュー」にて従業員を登録します。具体的には、左側のメニュー項目より、「従業員台帳メニュー」をクリックし、従業員台帳の必要事項を入力します。

従業員台帳の必要事項の入力が完了すれば、下の方の「保存」をクリックします。

続いて、給与明細書のテンプレートを選択します。左下側の「設定メニュー」→「給与明細書の書式設定」をクリックします。

複数のテンプレートが表示されますので、お好きなテンプレートを選択し、下の方にある「保存して次へ」をクリックします。

続いて、給与明細の作成手順について、説明します。ホーム画面より、給与明細を作成する月の<< クリックして明細書を作成 >>リンクをクリックします。

 そうすると、以下のような「支給日と従業員を選ぶ」画面が表示されますので、必要事項を入力し、一番下の方の「勤怠や支給額の入力に進む」をクリックします。

次に、「勤怠や支給額の入力」画面が表示されますので、必要事項を入力し、一番下の「明細一覧で確認する」ボタンをクリックします。

続いて、「明細一覧で確認」画面が表示されますので、内容を確認し、問題がなければ、下の方の「明細書を確認して確定」ボタンをクリックします。

以下のような画面が表示されれば、給与明細書の作成は完了です。「明細書をダウンロード」をクリックすれば、給与明細書をダウンロードできます。

後から、修正・削除を行う場合は、左側メニューの明細一覧から行います。また、の「明細書・明細一覧をダウンロード」もこちらから可能です。

いかがでしたか?

今まで、Excelで給与計算を行っていた方は、最大2ケ月無料を活用して、一度、試してみるのをオススメします。

上記のように、操作自体は、ものすごくかんたんです。